第83回

【内容】(弓の持ち方の確認)
人差し指、親指、小指の3点で弓を持つ。余分な力を入れずに持つこと。弓の中央で正しい持ち方を確認してから毛箱のところまで移動させるとよい。毛箱のあたりはごちゃごちゃしていて正しい右手の形が確認しづらい。
(楽器を持たずにボーイングの練習)
ボーイングは、両肩のラインと弓の動きが平行になるように行う。この時、指板・弓・手首から肘・肘から肩・両肩の5つのラインが野球のホームベースのような5角形になるようにする。指板がピッチャー方向で、肘がキャッチャーの位置。
弓元から中弓までを弾くと、両肩と弓との並行ラインはくずれないで右肩から肘までが動く。中弓から弓先までは肘から手首までが移動する。腕が移動したときの5角形をよく覚えておいて、時々鏡などでチェックするとよい。
2番線でも、1番線でも弾き方は同じ。両肩は床とも平行で、移弦の時に前後に動くことがあっても上下に動かないようにする。
(左手のポジション移動)
ポジション移動の時は、ついつい押さえている指を見てしまうが、出来るだけ見ないで音をよく聞いて正しいポジションを身につけること。
(交響曲 驚愕)
[A][B]の確認。弓の使用量は、4分音符は全弓、8分音符は半弓で弾く。スタッカートはこの曲の場合、少し弓のスピードを早くして普通の8分音符の音より早く消えるようにする。
2番のパートの注意点として、4分音符の長さは少し長く響きを残して、1パートの次の音にかぶるくらいの長さで弾く。
[B]の後半は、2パートの人は1パートの人の音をよく聞いて合わせる事。
[D]の最後は、驚愕の音なのでしっかり弓をおへそに押し付ける感じで弾く。最後の音のフォルテを強調するために、[D]の3小節目からは小さな音ピアニッシモで弾く。
次週は仕上げを予定。
【感想】今日は、基本練習のところで個別に細かい指導を受けました。チェロを中央に抱き込みすぎて身体が右に流れてしまっているようです。もう少し身体をまっすぐにしてチェロを左寄りに置くといいとのこと。以前もエンドピンの位置を左寄りにと注意された事があるので、しばらくは気にしていましたが、また戻ってしまっていたんですね。チェロを少し左に置くようにしてから、弓先のボーイングが少し楽になったような気がします。