第78回

【内容】(基本練習)
弓を持つ右手から余分な力を抜く。さらに楽にボーイングを行う。
弓を垂直に立て、弓の中心で、右手の指の形などを確認し、最小限の力で弓を持つ。毛箱側(正しい位置)で持つと、弓先を支えるために力が入ってしまうので、最小の力を確認するために弓の中心で持ってみる。力の抜き具合を確認できたら、正しいポジションで弓を持つ。
ボーイングの為の右腕のトレーニング
(1)弓は垂直に立てたままで、胸の前で前腕が地面と垂直になるように構える。(2)右手首が目の高さになるまで垂直方向(上)へ腕を上げる。垂直に上げた腕を元に位置に戻す。
垂直に上げるには必ず二の腕から上げる必要がある。弓を弦に乗せたときも、中弓から元弓にかけて弾くときは、二の腕からボーイングする。
また、(1)の位置から垂直・下方向へ手首を下げる。この時は、右肘を固定し前腕だけで手首を下げる。弓は垂直の状態を保ち、右掌は必ず地面を向いていること。弓を弦に乗せたとき、中弓から弓先を使って弾くときに同じ動きのボーイングになる。
楽器がなくてもできる練習なので、時間があるときにやってみるといい。
ボーイングは、最初は腕の動きを意識して、元弓→中弓。中弓→弓先。弓先→中弓・・・・。という形で音を切って練習する。腕の動きが身についてきたら、弓全体でボーイングする。
頭で理解できても身体が覚えるまでは反復練習が必要。今後も引き続き練習していく。
(Exercise P5-1)
左手から力を抜き、最小限の力で楽に弦をおさえる。ビブラートをつける為には、左手がいつも柔らかい状態であることが大切。
弦と弦の間の指板に指を置いて、弦を押さえるのは左肘が引っ張られているイメージで腕の重みをかけて指を寝かせて弾く。指で弦を無理やり押さえつけるのではない。
また、左手の親指に力が入っていると柔らかい状態にならないので、指板の裏に軽く添える程度にする。
ポジション移動をした場合なども、弦を押さえ込んでしまうので、そうならないように注意すること。
(交響曲 驚愕)
[A][B]の練習。ポジション移動は、右手で急がすことがないようにする。左手の移動が終わってから右手の動きががスタートするように。
ポジション移動を行った後の右手は力が入ってしまうので、呼吸をして余分な力が入らないようにする。
1ポジションと4ポジションの指の幅が違うのを意識する。特に、1ポジションに戻ったときは、少し広めに指を広げても丁度よい状態になる。
4ポジションへの移動の際には、掌の方向が変わってしまわないようにする。(1ポジションでは地面を向いていたものが4ポジションで指板側を向いてしまう。そのことで4の指が伸びにくくなる。)
【感想】今日のテーマは、「力を抜くこと」ですが、なかなかね。
でも、チェロを始めた頃よりは抜けてきたような気がします。今まで二の腕から動かすというボーイングが今ひとつ理解していなかったんですが、今日の練習はすごくよくわかりました。(出来ているかどうかは別として・笑)中弓でいったん止めて、右腕の動きを意識したボーイングは、ちゃんと練習すれば効き目がありそうですね。でも、ドライヤーを持つのも苦手な私としては、前半の練習はちょっとしんどかったです。腕の筋力ほとんどないのかも。