第90回

【内容】(4ポジションの練習)
A線1ポジション「ド」から「ソ」までの音階の練習。「レ」から「ミ」をスムーズに弾くためには、「レ」の最後の裏拍で素早く左手のポジション移動をして、新しい拍の始まりで「ミ」の音が出せるようにする。また、「レ」と「ミ」の音をつなぐために、右手の弓を上手に使って、「レ」の音が途切れた感じにならないようにする。ポジション移動前に「レ」の音をおさめる様にして次の「ミ」は、クレシェンドで膨らんでいく様にすると、途切れめが不自然に聞こえずに自然に聞こえる。
音階で「ミ」から「レ」に戻るときは、左肩に力が入って左肘が上がってしまうことがあるので、気持ちとしては左肘を下げるくらいの感じでポジション移動をするとよい。
(発表曲:Jupiter)
[B]のパートのポジション移動の練習。1ポジションから4ポジションへ2往復する。
全体を通して「タ・タ・タン」という8分音符×2つ+4分音符のフレーズの積み重ねで曲が進行するが、この部分は単調にならずに、粘りを出すこと。真ん中の8分音符は特に次の4分音符へ被さる様に長めに粘る感じで弾くこと。
三拍子のイメージの薄い曲だが、小節の3拍目は次の小節へのアウフタクトになるので、[A]の基本練習のブレスは3・4小節目、7・8小節目のアウフタクトの前で行う。2小節目と6小節目のブレスは、小節最後の「ド」の前で切る。ここで全員の呼吸を合わせることで、次の流れへつなげていく。[B]は、1・2・3・5・6小節の3拍目の前でブレス。小節の区切りで音が切れてしまうことがないように注意すること。
曲の大きな流れとしてはもう少し大きなブレス間隔をとるが、最初の練習は細かく区切って確認していく。
【感想】いよいよコンサート曲が決まり、練習がスタートしました。私たちのクラスは、希望通りに今話題の「木星」となりました。ポジション移動は、[B]の部分に1ポジションと4ポジションの移動が2往復あります。それと、付点つきの弾きにくそうなリズムが出てくるんですよね。何度も。まあ、頑張って練習しますよ。自分たちで希望した曲ですからね。去年までは、「コンサートの道」ページでコンサート曲の練習をアップしていましたが、今年からは省力化を進めまして(笑)、この「おけいこ日記」の中で記述したいと思います。