第82回

【内容】(弓を持つ右手の確認)
弓の中央で、人差し指の第2関節に弓があたるようにして親指の側面と小指で支えるように持つ。中指と薬指の2指は毛に触れる程度にして、元弓から先弓まで移動させてみる。どこへ移動させても人差し指が立ち上がって第2関節が弓から離れてしまわないように注意する。
(ボーイング)
ダウンは肘から腕を移動して、弓の2/3くらいまで残りの1/3は、手首で右掌を遠くへ押し出すように少し捻った感じで弾く。アップは、中弓までを肘から腕を動かし、中弓から元弓までは肩から戻る。
弓で音を鳴らすには、弓の毛を弦に引っ掛けて振動させる。上から強く押し付けると、振動が止まってしまって響かない。弓は指板に向かって円を描くようにして振動を止めないように弾く。
アップからダウンへ切り替えるときに、親指が一番リラックスしている状態にする。弓の折り返しの時に右手の親指に力が入りやすいので注意。
(左手の確認)
左手の力を抜くには、各指だけで弦を押さえ込もうとしないで、常に4指のポジションを意識する。4の指(小指)で弾いているときは、必ず他の3本も正しくポジションに置かれているようにすると無駄な力が入らない。これは他の指の場合も同じ。
常に左手の重みで弦を押さえるようにして、指先だけで弦を押さえないようにする。
(交響曲 驚愕)
[E]の最初のスラーは、移弦になっているが必ず弓が次の弦に移ってから弾き始めること。8分音符、16分音符については弓の量を調整して弾く。16分音符のファとソの指が狭くなってしまう事があるので注意すること。[F]は、[E]の最後の音から始まる。♯レとミが続けて出てくるので、位置を確認するためのガイドとなる指が必要。3番線の♭シに2の指を置いてガイドにする。♭シからの拡張♯レと1ポジションのミの位置をしっかり覚えておく。
次回は、[E]に表情を出すために弓の使用量を替えてボリュームを調整してみる。
【感想】ボーイングは、右手が難しいですよね。どうしても肩に力が入ってしまう。結構、何をやるにしても肩に力が入るタイプなので。(笑)驚愕もなかなか仕上がってきません。どうしても左手のポジション移動があると恐る恐る弾いてしまうんですよね。なんか思い切りがなくって情けない演奏になってしまいます。次回からは、[E]にニュアンスを付けて弾く練習と全体をふたつのパートで弾く練習だそうです。