[109シネマズ木場 シアター8]
日本の裁判制度、怖いです(恐)。
この映画、痴漢冤罪なので、もっとドタバタした感じかと思って見に行きましたが、罪はなんでもよかったんですね。本当に恐い裁判映画でした。
とくに「痴漢」という、どちらかというと軽い罪状を取り上げたことで、少人数の中で淡々と話しが進むのが、よけいに恐く感じました。
特に、裁判官が小日向さんになってからは「ひょえぇぇ~」って感じでしたよ。(どんな感じなの<自分)
小日向さんの目が笑っていない役が、すごく恐い。
それから、検察側が一人なのも凄いなと思いました。
だいたいドラマになる題材は、大事件なので検察側も何人も座ってたりする絵をよく見るけど、裁判シーンでは、尾美くん一人なのね。
この映画、尾美くんVS役所さんに見えたのは、私だけかな。
そりゃ、もたいさんも山本耕史くんもいいけどサ。
それから、前半の本田博太郎さん。ホームページをチェックしたら、詐欺師だったのね(笑)。
役所さんと益岡さんの電話での会話が好きかも。
刑事裁判をやるのが弁護士で、民事裁判をやるのは代理人だってとこ(多分、そんな会話だったと。。)が、なぁるほどと思いました。
儲かるのが民事で、益岡さん側の事務所が、えらく素敵なところでした。それなのに二人が電話しているそれぞれの部屋は、どちらも資料の山で大変なお仕事だというのがわかります。
こういう、人のバックボーンを映像で一瞬にして判らせるのは、映画のすごいところですよね。
久しぶりに、いろいろ考えさせられる映画でした。ひとつ不満を言えば、タイトルのせいで判決がわかっちゃうところかな。