イケメンのパパよりも、母親ふたりが河原で抱き合うシーンにグッときた。
この映画は、タイトルは’父’になってるけど、私には二人の母親の物語に思えたよ。
エリートの亭主を支えセレブな生活に満足はしているけれども、庶民生まれで亭主になんとなく負い目を感じてる嫁と、たよりない自営の旦那とボケ始めた父親同居で3人の子持ちの肝っ玉かあさんと、この二人の気持ちの揺れが切ないし苦しい感じがした。
リリー・フランキーのへんな関西なまりは頂けませんでしたのぉ。
福山さんの実子(りゅうせいくん)を演じる子役が関西弁だから、そうなったんでしょうけどね。
それと、無頼寿司の大将やめがね会計ばばぁが画面に登場したら、ぷぷっと笑わずにはいられなかった。
そのせいなのか、グッとはきたけど、涙があふれるという映画ではなかった。
全編を通して流れる淡々としたピアノの旋律は、よかったな。