スーパーエイト

「ET」と「エイリアン」のイイとこ取りをしたような映画ですが、かな〜り楽しめました。

SFってこうあるべきだよね。っていう作品。友情と初めての恋と親との葛藤。狙いすぎなぐらいなんだけど楽しめるフィクションです。最初の方で”スリーマイル島...”なセリフが出た時は、フクシマまっただ中な現実が頭をよぎったけれど原子力発電はまったく関係なく宇宙人物語でした。1979年のお話しですよ的な使われ方なんだけど、何年か後に2011年頃が時代背景の映画が作られる時に、スクリーンの中のテレビから”フクシマでは...”みたいな使われ方するのかなと思うと切ない気持ちになりました。

映画は、「エイリアン」風に正体不明の何者かに街が襲われていくんですが、正体不明をかなり引っ張ります。常套手段ですが、私は単純な人なのでドキドキします。引っ張る間に父親との葛藤や好きな女の子とのからみがあります。
子供たちが大熱演ですが、中でも太っちょのチャールズはいい味出してますよね。公式サイトのストーリーによると14歳の主人公たちとなっていますから、子供といってももうすぐ大人な感じです。大人に対して素直になれなかったり、親の車に無免許で乗ったり、権力(軍隊や警察)を恐れることも知っているけど、その反面親の愛がまだ必要な年頃というのを上手にストーリーに取り入れています。

タイトルのスーパー8は8mmフィルム映画のことらしいんだけど、エンドロールにもタイトルのスーパー8にちなんだ仕掛けがあって、最後まで楽しめた映画でした。