模倣犯

[リサイタルホール][試写会]ひさびさの試写会です。原作読んでます。
なかなか、感想はむずかしいなぁ。とにかく中盤ぐらいまで時系列がむちゃくちゃに出てくるので(この辺りは原作を意識してるのかな)、原作読まずに映画だけの人は理解するのが大変じゃないかなと思いました。(何回も見ろということか)
それと森田監督初のデジタルカメラ映像ということでしたが、子供が新しいおもちゃをもらって「ほら、デジタルじゃん。デジタルやでぇ~」と言ってる感じがして、ちょっと鬱陶しかったかな。オープニングとか、画像が妙に重なっていくところとか浮遊感のある時間経過とかはおもしろかったけど。
それにしても、あのラストはなんなの?やっぱり希望が欲しかったって事なのかな。有馬のじいが真一を抱きしめたところで終わってもよかったと思うんだけど。あの子はだれ?被害者の中の誰か、妊娠してたっけ?見逃してる?って感じの終わり方でしたね。
でも、この映画、キャスティングミスじゃないのかな。客呼びたさに中居くんを持ってきたわけじゃなく、「白い影」見てだと思うんだけど、今回の役は、複雑すぎて中居くんには荷が重かったのではないかな。それと、KUT-TUNの田口くんもちょっとね。中居くんとセットでついて来たんだと思いますが、Jr.の風間くんとかが薄幸そうな顔なのでよかったのではと思います。(田口くん、踊ってる時は好きよ。)いけてる配役は、さすがの山崎勉さんと津田寛治さん。津田さんは役柄よりかなり年上のはずだけど違和感なくてよかった。反対にピースをやって欲しいぐらいでした。
全体としては、あの原作のボリュームを上手くけずれなかった脚本のミスでしょ。有馬のじいは鞠子と二人暮しで、両親死んでるとかの方がすっきりしたかも。
一番、印象的だったのは最後の喫茶店のシーンで、前畑滋子(木村佳乃)の左手で打つ、無意味なEnterキーとそのバックで流れていた日野てる子の「夏の日の思い出」。この曲のタイトルを思い出すを苦労しました。(思い出せた私ってすごい!最初は松尾和子かと思った)